[グアテマラ市 25日 ロイター] - 中米グアテマラで25日、大統領選挙が実施された。暫定集計では、コロン元大統領の元夫人の中道左派候補サンドラ・トレス氏がリードしているが、20人以上の候補がいる中、当選に必要な過半数には遠く及ばず、結果確定は8月の決選投票に持ち越される情勢だ。
開票率40%の時点で、トレス氏率いる中道左派の国民希望党(UNE)の得票率が15%で、ベルナルド・アレバロ元外務次官の中道左派政党セミジャが12.2%。
投票の4分の1近くが無効票か白票で、選挙プロセスに対する有権者の不満を反映している。かつて有力候補と目されながらも立候補が認められなかった実業家カルロス・ピネダ氏は投票ボイコットを呼びかけていた。