[オタワ 26日 ロイター] - カナダのトルドー首相は26日、ロシア民間軍事会社ワグネルによる反乱はロシア国内の問題で、憶測は望ましくない効果を生む可能性があるとし、静観する姿勢を示した。
トルドー氏はアイスランドで北欧諸国の首脳と会談後、「このことが実際に何を意味するのか、誰もが多くの疑問を持っているが、まだ多くの答えは得られていない。現時点であまりに多くの憶測が飛び交うのはおそらく極めて逆効果になるだろう」と記者団に語った。
会談では、ロシア国内の課題がもたらし得る影響について真剣に議論したと明らかにした。
トルドー氏は、ロシアのプロパガンダ(宣伝活動)を助長するリスクがあり、状況を注視しつつ関与しないことが最善のアプローチだとの考えを示した。