[ワシントン 29日 ロイター] - 米国防総省のパトリック・ライダー報道官は29日、ウクライナに対する長距離ミサイル「ATACMS」供与を巡り、近く何らかの決定があるとは承知していないと述べた。
ライダー報道官は記者会見で「ATACMSに関して発表することはない。差し迫った決定があるとも承知していない」と述べた。
これに先立ち米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はこの日、米欧当局者の話として米国によるウクライナへの長距離ミサイルシステム供与を巡る承認が間近に迫っていると報じていた。
ウクライナは前線のはるか遠方のロシア軍を攻撃するのに役立つとして、米国にATACMSの供与を求めている。