[ワシントン 29日 ロイター] - 米連邦最高裁が人種を考慮する米大学入学選考を違憲と判断したことに対して、トランプ前大統領など共和党指導部から歓迎する声が上がっている。
最高裁は29日、ハーバード大学とノースカロライナ大学による人種を考慮した入学選考について、合衆国憲法が定める「法の下の平等な保護に反している」と判断した。
トランプ氏は「米国にとって素晴らしい日」と称賛し、最高裁の判断により実力主義の入試に戻ると評価した。
次期大統領選でトランプ氏の有力対抗馬と目されるフロリダ州のデサンティス知事はツイッターで「大学の入学選考は実力に基づき行われるべきで、入学希望者は人種や民族で判断されるべきでない」と述べた。
トランプ政権下で副大統領を務めたペンス氏も「この歓迎すべき判断を確実にした3人の判事の任命に一役買えて光栄だ」と投稿した。
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