[北京 1日 ロイター] - 中国人民解放軍の防衛戦略協議の代表団が6月24日から7月1日にかけて英国とフランスを訪問し、二国間の防衛関係発展について協議したと中国国防省が1日発表した。
代表団は共通の関心事である国際的・地域的な安全保障問題を巡り突っ込んだ意見交換を行い、相互の理解と信頼を深めたという。
英国防省の報道官は、ロンドンで防衛戦略対話を行い、両国の国家防衛戦略やウクライナ情勢、インド太平洋の安全保障、南シナ海と台湾、英中軍事関係などについて議論したと述べた。
英国は中国との関係を改善し、貿易、投資、気候変動などの分野で関与を模索する一方、国家安全保障上の脅威に対処しようとしている。
関係者によると、クレバリー英外相が7月に訪中する可能性がある。