[マイアミ 6日 ロイター] - トランプ前米大統領が機密文書持ち出しで起訴された事件で、司法妨害の共謀罪や偽証、文書隠蔽などの罪に問われた前大統領の付き人ウォルト・ナウタ被告は6日、フロリダ州マイアミの連邦地裁で行われた罪状認否で無罪を主張した。
検察はナウタ被告について、トランプ氏の私邸マールアラーゴで弁護士らが司法省に引き渡そうと機密文書を探した際に文書が入った箱を隠したと主張。また、捜査官の任意聴取に偽証した罪にも問われている。
罪状認否はフロリダ州で業務資格を持つ弁護士が不在だったため、2回延期されていた。
トランプ氏は 先月にフロリダ州の連邦地裁に出廷し、起訴された37件の罪状全てについて無罪を主張した。
初公判は8月14日に設定されているが、検察は12月11日に延期するよう求めている。
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