[ワシントン 9日 ロイター] - バイデン米大統領は9日に放送されたCNNとのインタビューで、イスラエルとサウジアラビアの国交正常化への道のりは長いと語った。
米国は、サウジとイスラエルの国交正常化を実現しようと交渉を続けている。バイデン氏は「まだ長い道のりだ。話し合うことがたくさんある」と説明した。
イスラエルのエネルギー相は先月、国交正常化に向けた交渉の一環として、サウジが民生用核開発を行う計画に反対すると表明した。
バイデン氏は、サウジが昨年7月に同氏の中東訪問に合わせてイスラエル民間機の領空通過を認める措置を発表したことに言及した。
さらに、サウジとイランによる事実上の代理戦争とみられているイエメン内戦について、停戦に向けた取り組みが行われていると説明した。