[サンパウロ 7日 ロイター] - 米国立環境予測センター(NCEP)のデータによると、世界の平均気温が6日に過去最高を記録し、3日と4日に続き記録を更新した。
6日の平均気温は17.23度。数日前には米国と中国で激しい熱波が発生したほか、メキシコでも熱波で100人以上が死亡している。
気象情報を分析する欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービスは6日、6月は世界各国で記録的な暑さとなり、2019年に記録した同月の過去最高を大幅に更新したと明らかにした。
気候変動に関する非営利研究機関バークレー・アースの主任科学者ロバート・ロード氏は「こうした記録は、人類による地球温暖化ガス排出による長期的な気温上昇に加え、エルニーニョ現象に伴う短期的な気温上昇で予測できる結果だ」とツイッターに投稿した。