[12日 ロイター] - ロシア国防省は12日、民間軍事会社ワグネルの武装蜂起から約2週間が経過する中、ワグネルが保有する兵器のロシア正規軍への引き渡しが完了しつつあると明らかにした。
国防省は声明で、ワグネルが2500トンを超える弾薬のほか、2000点を超える装備品などをこれまでに正規軍に引き渡したと表明。声明に戦車やロケット弾などの重火器を映したビデオを添付した。
国防省は、兵器の引き渡しは計画に沿って行われているとしている。
兵器引き渡しが事実なら、ロシアによるウクライナ侵攻で大きな役割を果たしてきたワグネルが戦闘から撤退しつつあることを示すこれまでで最も具体的な動きとなる。
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