[ワシントン 13日 ロイター] - 米国防総省は13日、約2週間前に武装蜂起を起こしたロシアの民間軍事会社ワグネルについて、現在はウクライナでの軍事作戦に重要な形で参加していないと明らかにした。
国防総省のパトリック・ライダー報道官は「現時点で、ワグネル部隊はウクライナでの戦闘作戦の支援にいかなる重要な役割も果たしていない」と述べた。
ロシア国防省は12日、ワグネルが保有する兵器のロシア正規軍への引き渡しが完了しつつあると明らかにした。兵器引き渡しが事実なら、ウクライナ侵攻で大きな役割を果たしてきたワグネルが戦闘から撤退しつつあることを示すこれまでで最も具体的な動きになる。