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中央アフリカ大統領府、ワグネル戦闘員ら「帰還」 国民投票警護で

発行済 2023-07-18 07:25
更新済 2023-07-18 07:27
© Reuters.  7月17日、中央アフリカ大統領府は、撤収の可能性がうわさされてきたロシアの民間軍事会社ワグネルの戦闘員らが戻ってきていると主張した。写真は16日、中央アフリカのバンギで

© Reuters.  7月17日、中央アフリカ大統領府は、撤収の可能性がうわさされてきたロシアの民間軍事会社ワグネルの戦闘員らが戻ってきていると主張した。写真は16日、中央アフリカのバンギで、大統領の周辺で目撃されたワグネル戦闘員(2023年 ロイター/Leger Kokpakpa)

[バンギ 17日 ロイター] - 中央アフリカ大統領府は17日、撤収の可能性がうわさされてきたロシアの民間軍事会社ワグネルの戦闘員らが戻ってきていると主張した。6月のロシアでの反乱後、中央アフリカからはワグネル戦闘員の帰国が続いていたが、中央アフリカでは7月30日に改憲の是非を問う国民投票が予定されており、警備に間に合うよう帰還しているという。

中央アフリカの政府報道官は「毎年の定期異動だ」と説明。空港で撮影された戦闘員らの写真がSNS上で出回っているが、最近到着した交代要員だと述べた。

2016年に就任したトゥアデラ大統領は、20年に再選しており、本来なら3選禁止規定で次の選挙には出られない。改憲で出馬を可能にしようとしている。トゥアデラ政権は、強力な反政府武装勢力に対抗するため18年からワグネルに頼り、1500人以上が駐留してきた。トゥアデラ氏の身辺警護もワグネル頼みとみられている。

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