[北京 29日 ロイター] - 中国国防省の譚克非報道官は29日、日本の2023年版防衛白書について、中国に対する「誤った認識」を反映し、「中国の軍事的脅威を意図的に誇張している」と批判した。
中国は日本側に厳正な抗議を申し入れ、白書に対する断固とした反対を表明したという。
譚氏は日本が継続的に中国の内政に干渉し、国際関係の規範に違反しているほか、中日関係の基礎を損ない、台湾海峡の状況を悪化させているとも主張した。
また、東シナ海と南シナ海の情勢は全体的におおむね安定しているものの、一部の国々が「利己心から軍事力を誇示」するため艦艇や航空機を頻繁に派遣し、地域の緊張を高めていると述べた。特定の国は名指ししなかった。
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