[3日 ロイター] - ウクライナ当局者によると、ロシア軍は前線を突破していないが、地雷原で防衛線を築いて守りを固めており、ウクライナ軍の東進や南進を困難にしている。
一方、ロシア側は、東部ドネツク地方の前線でウクライナ軍による12回にわたる攻撃を撃退したと発表した。
また、黒海で民間船舶を護衛するロシア軍艦を攻撃しようとしたウクライナ海軍の無人偵察機を破壊したとした。
ウクライナ軍は6月に反転攻勢を開始し、アゾフ海に向かって南下。南部のロシア支配地域とクリミア半島を結ぶ橋を破壊した。
東部の要衝バフムトの周辺地域も奪還したとしている。
ウクライナのマリャル国防次官は、ロシア軍はバフムト地域でウクライナの前進をかなり執拗に止めようとしたが成功していないと述べた。
ウクライナ国家安全保障・国防会議のダニロフ書記は、敵が多くの地雷を埋めて防衛の準備を行ってきたと指摘した。
ロシアの国防相は、ウクライナ軍がドネツク州の南部と北部の複数地域で前進を試みたが失敗したと述べた。
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