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[台北 3日 ロイター] - 台湾北部では3日、台風6号の接近に伴い企業の休業や学校の休校が相次ぎ、航空便も複数欠航となっている。
台湾気象当局によると、台風6号は上から2番目に強い勢力に分類され、最大風速は198キロ。ゆっくりとしたスピードで北東部沿岸地域に接近している。
台北時間午前9時15分(日本時間午前10時15分)時点で台風の中心は台北から360キロ離れた東シナ海にあり、時速5キロで西方に向かっている。
3日遅くに台湾北部沿岸を通過し、4日に北東に急旋回する見込みで、台湾中部の山間部で最大60センチ、台北近郊山間部で30センチの降水量が予想されている。
首都台北を含む北部の各都市では企業や学校が閉鎖された。台湾の株式市場と為替市場も休場となっている。国際線は40便近くが欠航し、フェリーは全て運休している。