[国連/ワシントン/ベイルート 8日 ロイター] - シリア政府は、2月の大地震で被災した北西部の反体制派地域に支援物資を届けるために国連機関が使用してきた隣国トルコからの越境地点2カ所について、3カ月の利用延長を認めた。
シリア政府は2月に越境地点の使用を最初に認め、5月に利用期間を延長していた。今回の合意で11月13日まで延長された。
国連の報道官は「大いに歓迎する」とコメントした。
大地震後に米国と欧州連合(EU)はシリアへの支援物資供給を加速させるために同国への制裁を一時緩和。EUは緩和措置を来年2月24日まで延長したが、米国の輸出許可措置は8日に失効した。