[13日 ロイター] - 英国防省は13日の公報で、ロシア政府が民間軍事会社ワグネルへの資金提供を停止する可能性が現実味を帯びているとの見解を示した。
ワグネルの創設者プリゴジン氏が6月に武装反乱を起こした後、ロシアは同氏のビジネス上の利益に反する行動を取っていると同省は説明。ロシアがワグネルに資金を提供しなくなれば、次に考えられる資金提供元はベラルーシ当局だが、同国にとって大きな負担になると指摘した。
またワグネルは資金繰りが厳しく、給与支出を節約するために規模縮小・再編に動いていると同省は分析した。