[モスクワ 13日 ロイター] - ウクライナ南東部ザポロジエのロシア支配地域幹部、ウラジーミル・ロゴフ氏は、隣接する東部ドネツク州の西部でウクライナ軍がロシア軍の戦線を突破しようとしていると述べた。
同氏は「過去2週間にわたる激しい戦闘の末、敵はウロジャイネの北部に足場を築いた」とし、明らかにさらに南への進軍を目指していると指摘した。ウロジャイネの南部はロシア軍が依然として支配しているとも述べた。
ロシア東方軍管区のオレグ・チェーホフ報道官は、ウクライナ軍がウロジャイネと川を挟んで反対側にあるスタロマイオルスケの方角を攻撃しようとし損害を被っていると述べた。
ウクライナは6月に反転攻勢を開始し、南部と東部でロシアに占領された領土を奪還しようとしている。これまでに南部の複数の集落や東部の要衝バフムトの周辺地域を一部奪還したが、大きな成果はまだ見られていない。