[ソウル 18日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は18日、米軍の偵察機が東海岸沖の経済水域に侵入したため、北朝鮮軍が戦闘機を緊急発進(スクランブル)させたと報じた。
KCNAによると、北朝鮮軍機が緊急発進したのは17日。朝鮮人民軍総参謀部の報道官が、この件は「危険な軍事的挑発」で、北朝鮮は今後の侵入を抑止するための措置を検討していると述べたと伝えている。
日米韓は18日に米ワシントン近郊メリーランド州の山荘「キャンプデービッド」で3カ国首脳会談を開催。韓国の国会議員は17日、韓国の情報機関である国家情報院(NIS)は、北朝鮮が日米韓首脳会談に抗議し大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射などの軍事的行動を取る可能性があるとみていると述べている。
米国と韓国は、合同軍事演習を21日に開始する。