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モスクワ上空でドローン撃墜、2人負傷 発着制限で50便近くに影響

発行済 2023-08-21 15:24
更新済 2023-08-21 17:36
© Reuters.  8月21日、複数のロシア通信社によると、ロシア国防省はモスクワ上空でウクライナのドローン(無人機)を撃墜したと発表した。ドローン撃墜の現場で監視に当たるロシアの警察官、

[モスクワ 21日 ロイター] - ロシア国防省は21日、モスクワ上空でウクライナのドローン(無人機)2機を撃墜したと発表した。地元当局者によると、これに関連し少なくとも2人が負傷した。

ドローン1機を首都モスクワの西に位置するルズスキー地区で電波妨害し、もう1機は近郊のイストリンスキー地区で破壊した。

© Reuters.  8月21日、複数のロシア通信社によると、ロシア国防省はモスクワ上空でウクライナのドローン(無人機)を撃墜したと発表した。ドローン撃墜の現場で監視に当たるロシアの警察官、18日撮影(2023年 ロイター/Shamil Zhumatov)

ロシア連邦航空局によると、ドローン撃墜を受けて、モスクワ郊外のドモジェドヴォ空港、ブヌコボ空港、シェレメチェボ空港、ジュコーフスキー空港が発着を制限。旅客機45便、貨物便2便の運航に影響が出た。

モスクワや国境付近の地域では、ここ数カ月ウクライナのドローン攻撃が増えている。

ドローン攻撃がロシアの世論にどのような影響を及ぼすかは不明。世論調査では有権者の約75%がウクライナでの軍事行動を支持しているが、調査の正確性には疑問の声が出ている。

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