[24日 ロイター] - ウクライナの情報当局トップ、キリロ・ブダノフ氏はロシア軍の飛行場に対する最近の攻撃で、爆撃機「TU─22」2機が破壊されたほか、2機が損傷したと述べた。
「2機破壊され、2機損傷した。2機は修理できない」と、ラジオ・フリー・ヨーロッパ/ラジオ・リバティーのウクライナサービスの23日夜のテレビインタビューで語った。
5機目が攻撃を受けた可能性もあるとした。
ロシア当局は、19日にノブゴロド州ソリツイ、21日にカルーガ州シャイコフカの軍事飛行場にドローン(無人機)による攻撃があり、19日の攻撃では軍用機1機が損傷したと発表していた。
英軍情報部門は22日、ソリツイの飛行場への週末のドローン攻撃により、核兵器の搭載が可能な超音速長距離爆撃機「TU─22M3」1機が破壊された可能性が高いとの認識を示した。
ブダノフ氏は自身が統括する情報当局が飛行場の攻撃者と直接接触していると明らかにし、攻撃者について「ロシア領内から特定の任務を遂行した」と語った。
ウクライナ情報当局の報道官は今週、同局がシェイコフカ飛行場への攻撃を調整したと述べた。