[フランクフルト 1日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は、9─10日にインドで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)はロシアと中国の首脳が欠席してもなお重要だと述べた。1日夜に放送された公共ラジオ、ドイチェランドフンクとのインタビューで語った。
ショルツ氏は、特にブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)の重要性が増していることを踏まえ、G20にはなお重要な役割と果たすべき大きな責任があると指摘。植民地支配の歴史を持つ国には旧支配国の発展を可能にする責任があると述べた。
そのうえで、旧支配国との「公平なパートナーシップ」を通じ、この国々による天然資源探査・加工を支援することを提案した。