Kentaro Sugiyama
[東京 5日 ロイター] - 公明党の山口那津男代表は5日の定例会見で、今週の岸田文雄首相の国際会議出席について、中国と2国間で対話できる機会を積極的に求め対話の扉を開いてもらいたいと述べた。その上で、日中首脳の往来につながる布石とすることに期待を示した。
岸田首相はきょうから東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議、20カ国・地域(G20)ニューデリーサミットに参加するため、海外出張する。山口代表は、これら国際会議は多国間対話の機会ではあり、中国から李強首相が出席した場合は日中2国間会談の場を設けるよう働きかけてほしいとの考えを示した。
岸田首相が来週にも内閣改造・自民党役員人事を行うと一部の国内メディアが報じていることについては「首相からは何の連絡も今のところはない」と語った。