[キーウ 4日 ロイター] - ウクライナ政府は4日、ゼレンスキー大統領が2つの前線地域を視察する中、ロシア軍への反攻により東部戦線でさらに領土を奪還し、南部でも前進していると表明した。
ハンナ・マリャル国防次官によると、ウクライナ軍はこの1週間で、5月にロシア軍に占領された東部の都市バフムト周辺の約3平方キロメートルを奪還。詳細は不明だが、南部ザポロジエ州のノボダニリフカ村とノボプロコピフカ村の方面で「成果」があった。
ウクライナは6月上旬に反攻を開始して以来、バフムト周辺の約47平方キロメートルの領土を奪還したという。
ロイターはこの情報を独自に確認できていない。
ロシア側はウクライナ軍の前進を確認していない。
また、4日にウクライナ大統領府のウェブサイトに掲載された動画では、ゼレンスキー氏がバフムトのあるドネツク州とザポロジエ州の部隊を訪問する姿が映っている。