[メキシコ市 9日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は9日、米サンフランシスコで11月14─15日に行われるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際にバイデン米大統領と会談することをあらためて決定したと述べた。
ロペスオブラドール氏は8月、APEC首脳会議でバイデン氏と会談すると示唆したが、9月には会議を欠席すると発言していた。
この日の記者会見で、バイデン氏から会議への招待があったことや米国との良好な関係の重要性を指摘し「考え直した」と述べた。
メキシコとペルーの関係は昨年12月、ロペスオブラドール氏が同じ左派であるカスティジョ前ペルー大統領の罷免を強く非難するコメントをしたことを受け、ペルー政府が同国に駐在するメキシコ大使の出国を命じたために悪化した。