Yann Tessier
[ロンドン 28日 ロイター] - イスラエルによるガザ攻撃に抗議するデモが28日、欧州や中東、アジアの各都市で行われた。
英ロンドンではスナク首相に停戦支持を訴え市民がデモ行進し、警察によると5万─7万人が参加した。
デンマークのコペンハーゲンやイタリアのローマ、スウェーデンのストックホルムでもデモが行われた。
ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスは10月7日、イスラエル南部を攻撃。イスラエルによると、これまでに約1400人が死亡し、その大半が民間人という。
一方、パレスチナ保健当局は28日、ガザの死者は7650人に達したと発表。大半が民間人という。
ハマスの攻撃を受けたイスラエルに対し、欧米諸国の政府や多くの市民は支持する姿勢を示しているいが、怒りも広がり、特にアラブ諸国からは強い反発が出ている。
マレーシアでは首都クアラルンプールのアメリカ大使館前で大勢のデモ隊がスローガンを叫んだ。
トルコのエルドアン大統領はイスタンブールの大規模集会で数十万人の支持者を前に、イスラエルが占領者であり、ハマスはテロ組織ではないとの考えを改めて示した。