[ワシントン 9日 ロイター] - 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は9日、米軍のシリアでの活動は兵器と弾薬を標的にしたもので、イランが支援する分離主義グループに対する抑止力として機能していると述べた。
オースティン国防長官は8日、米軍がシリア東部のイラン革命防衛隊(IRGC)の関連施設1カ所を空爆したと発表した。
これについてカービー氏はCNNの番組で「昨夜の標的は武器弾薬貯蔵施設だった。これらのグループの武装能力に実質的な影響を及ぼしただけでなく、強い抑止力を示した」と述べた。
その上で「これらのグループには選択肢がある。イラクとシリアで米軍を攻撃し続ける場合、代償を払うことになる」と指摘。イラン革命防衛隊がこれらのグループの一部の決定や一部の攻撃に直接的に関与していると認識していると述べた。