Alvise Armellini
[バチカン市国 31日 ロイター] - ローマ教皇フランシスコは31日、復活祭の礼拝をサンピエトロ広場で行った。世界に向けて発表したメッセージで、パレスチナ自治区ガザ地区での即時停戦と人質解放を呼びかけた。
バチカンによると、礼拝には世界中から集まった信者ら約6万人が参加した。
教皇は広場を見渡すサンピエトロ大聖堂のバルコニーからメッセージを発表し、ガザ紛争における人々の死と破壊を嘆き、ガザ地区での即時停戦を改めて訴えた。
「子どもたちの目にはどれほどの苦しみが映っているだろう。子どもたちはその目で私たちに問いかける。なぜ、このような死があるのかと。なぜ、こんなにも破壊的なのかと。戦争は常に不条理であり、敗北だ」と強調した。