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イラン、イスラエルに大規模報復行わずと米想定 自制示唆も

発行済 2024-04-12 09:25
更新済 2024-04-12 09:28

Steve Holland Kanishka Singh

[ワシントン 11日 ロイター] - 米政府当局者は11日、イランによるイスラエルへの攻撃を見込んでいるが、米国を戦争に巻き込むほどの規模にはならないとの見方を示した。

シリアのイラン大使館周辺に今月初め、イスラエル軍戦闘機によるものとみられる攻撃があり、軍司令官など7人が死亡。イランは報復すると表明している。

ホワイトハウスは、中東で紛争が拡大することを望んでいないとし、シリアのイラン大使館空爆に米国が関与していないことをイランに伝えたと明らかにした。

イランに対し、この攻撃を口実に中東情勢をエスカレートさせないよう警告した。

イラン筋がロイターに語ったところによると、同国は深刻な事態悪化を避ける形で大使館空爆に対応し、性急な行動は取らないと米側に示唆したという。

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