2016年9月12日のＦＸ為替相場予想

【本日の予想通貨ペア】（欧州時間まで）

豪ドル円　77.44　下落 （日足）↓
予想レンジ　76.80～77.80

【ＴＨＶ Ｖ４による分析】

日足ベースで、ファストトリックスが赤色に変わりました。
下落が継続すると予想します。




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【前日の概要】
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NYダウは-46ドル安、日経平均株価は+6円高の16965円と小幅に上昇しました。

一方、ドル円は米利回り上昇により103.06円まで上昇しています。


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【前日の結果】
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・ダウ平均････････････････18085.45（-394.46　-2.13%）
・CME日経平均先物･･･････16735（大証終比：-125　-0.75%）
・NY金先物（COMEX）･････1334.5（-7.1　-0.53%）
・NY原油先物（WTI）･･･････45.88（-1.74　-3.65%）


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【経済指標】
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★★★
10:30 (中国) 8月消費者物価指数 （前年比）
前回：+1.8％　予想：+1.7％　結果：+1.3％
★★★
10:30 (中国) 8月生産者物価指数 （前年比）
前回：-1.7％　予想：-1.0％　結果：-0.8％
★★
10:30 (豪) 7月住宅ローン貸出 （前月比）
前回：+1.2％　予想：-1.5％　結果：-4.2％
★★
13:30 (日) 7月第3次産業活動指数 （前月比）
前回：+0.8％　予想：+0.4％　結果：+0.3％
★★★
15:00 (独) 7月貿易収支
前回：+249億EUR(+247億EUR) 　予想：+237億EUR　結果：+195億EUR
★★★
15:00 (独) 7月経常収支
前回：+263億EUR　予想：+240億EUR　結果：+186億EUR
★★★
17:30 (英) 7月貿易収支
前回：-124.09億GBP　予想：-116.50億GBP　結果：-117.64億GBP
★★
23:00 (米) 7月卸売売上高 （前月比）
前回：+1.9％　予想：+0.2％　結果：-0.4％


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【明日の戦略】
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★━　ポイント　━━━━━━━━━━━━
▽弱気材料：欧米株の大幅安
△強気材料：米利回りの急騰
◆ドル円は102円台半ばで推移
◆米10年債利回りは1.675％へ急騰
◆利上げ懸念によりNYダウが大幅続落
◆VIX指数（恐怖指数）が+40％近く上昇
◆MM通貨先物ポジションは円ショートが増加
◆8時50分に日本の7月機械受注が発表
◆日経平均先物は-195円安の16770円と反落
☆株安により、高金利通貨を中心に下落と予想
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＜利上げ懸念によりNYダウが大幅続落＞
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先週末のNYダウは、9月利上げ懸念が再び台頭し、-394ドル安と大幅続落しました。

もともとハト派だったローゼングレン・ボストン連銀総裁とカプラン・ダラス連銀総裁が、利上げに前向きな姿勢を示しています。

米10年債利回りが1.675％へ急騰した影響で、ドル円は一時103.06円の高値を付けました。

しかし、米国株の大幅安によりVIX指数（恐怖指数）が+40％近く上昇しており、リスク回避の円買いが強まりつつあります。

通貨別には、豪ドルや南アフリカランドなどの高金利通貨への売りが目立っています。


＜2016年に投票権を持つFOMCメンバー＞（今年6月時点）

ハト派（慎重）
・イエレンFRB議長
・ダニエル・タルーロFRB理事
・ラエル・ブレイナードFRB理事 ← 9/12（月）に講演
・ウィリアム・ダドリー（NY連銀総裁） ← 8/16（火）以降、タカ派に
・ローゼングレン（ボストン連銀総裁） ← 9/9（金）ややタカ派発言

タカ派（積極的）
・メスター（クリープランド連銀総裁）
・ジョージ（カンザスシティー連銀総裁）

中立
・フィッシャーFRB副議長 ← 8/26（月）以降、ややタカ派に
・ジェローム・パウエルFRB理事
・ブラード（セントルイス連銀総裁）


▼米10年債利回り


▼VIX指数



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＜IMM通貨先物ポジションは円ショートが増加＞
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IMM通貨先物ポジションは、円ショートが増加しました。

ユーロと豪ドルはロングが減少、ポンドはロングが小幅に増加しています。

ただ、いずれも9/6（火）時点の統計で、週末の欧米株安により変化している可能性があります。


▼IMM通貨先物ポジション

円


ユーロ


ポンド
>

豪ドル



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＜ドル円　オーダー状況＞
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104.00円 売り

102.71円 9/10　4:22現在（高値103.06円　-　安値101.97円）

101.90円 割り込むとストップロス売り
101.00円 買い
100.60円 買い


日経平均先物は、時間外で-195円安の16770円と反落しました。

これまで、日本株は日銀によるETF買いが下支え材料でしたが、欧米株が下落するなか日本株のみ上昇するのは困難と思われます。

外国人投資家が、損失補てんのため高値圏の日本株を真っ先に手放してくると予想します。

米利回り上昇によりドル円は上昇したものの、株安が続けば徐々にリスク回避の円買いが強まることになるでしょう。

いつものように、寄り付き前のレートをブログへ掲載します。


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【経済指標】
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★★★
08:50 (日) 7月機械受注 （前月比）
前回：+8.3％　予想：-2.9％
★★★
08:50 (日) 7月機械受注 （前年比）
前回：-0.9％　予想：+0.3％