
米国テクノロジーセクターの決算報告が相次いでおり、ネットフリックス 、マイクロソフト等は先週既に四半期決算を発表した一方、フェイスブック、アマゾン、アルファベット、アップルなどの発表はこれから予定されている。
上記のようなメジャーな銘柄に加え、マイナーな銘柄の中でも投資家が注目すべきテクノロジー銘柄が存在する。ソフトウェア&サービシズETFだ。現在史上最高値に近い値で取引され、年初来約33%高となっており、ナスダック総合 (IXIC)の24%高をアウトパフォームしている。
以下が四半期決算発表前に要注目のトップパフォーマー3銘柄だ。
Shopify(NYSE:SHOP)株は2019年に入ってからのパフォーマンスが高く、138.5%高となっている。同社は、業者がオンライン小売店の出店及びブランドの管理を行えるプラットフォームを提供している。また電子決済や発送サービスも行っている。
23日の終値が330.22ドルとなり、7月22日に記録した340.92ドルの史上最高値に近づいている。なお時価総額は368億ドルとなっている。
8月1日の寄付き前に同社決算報告が予定されている。コンセンサス予想では、前年同期EPSが0.02ドルであるのに対し、予想EPSは0.03ドルへ上昇するとみられている。売上高に関しては、前年同期比43%増の3億5046万ドルとなる見込みで、サブスクリプションプラン「Shopify Plus」に契約する出店者数が増加したことが背景にある。
「Shopify Plus」による収益は第1四半期月次経常収益(MRR)の26%を占める4420万ドルとなっており、前年同期比22%増となっていた。第2四半期でも同プランのパフォーマンスに対する期待が高まっている。
同社開発の決済技術である「Shopify Payments」にも市場の注目が集まっている。第1四半期の同部門収益は、前年同期比65%増となっていた。
同社は10億ドルを米国の配送ネットワーク展開に投資することを6月に発表している。これにより、中小規模の出店者がよりアマゾン(NASDAQ:AMZN)に対抗できるようになるとみられている。
トレードデスク(NASDAQ:TTD)株は年初来111%高となっており、同社への強気見通しが強まっている。デジタル広告キャンペーンの買付・管理を行うソフトウェアプラットフォームを運営する同社は、デジタル広告買付需要の高まりによる恩恵を享受している。
24日の終値は245.43ドルで、時価総額は109億ドルであった。2016年9月のIPO価格:29.12ドルから740%高となっている同社株は、6月20日に史上最高値:258.00ドルを記録している。
同社は8月8日の市場引け後に第2四半期決算報告を予定している。コンセンサス予想では、前年同期EPS:0.60ドルに対し、予想EPS:0.68ドルと13%増になる見込みだ。前年同期売上高:1億1233万ドルに対し、予想売上高:1億5516万ドルと38%の成長が予想されている。
第1四半期では、モバイル動画(60%増、前年同期比)、コネクテッドTV(300%増、同)、オーディオ(270%増、同)という爆発的な成長を見せた同社だが、その継続性に市場の注目が集まっている。
ペイコム(NYSE:PAYC)株は人事ソフトウェアのサプライヤーで、クラウドベースでの人材管理(HCM)ソフトウェアへの需要が高く、業績が好調である。
同社株は年初来で約90%高となっている。7月24日の終値は231.89ドルであり、7月11日に記録した史上最高値:246.85ドルから遠くない値をつけている。現在の時価総額は約135億ドルとなっている。
同社は7月30日の市場引け後に、第2四半期決算報告を予定している。コンセンサス予想では、予想売上高:1億6388万ドル(27%増、前年同期比)、予想EPS:0.70ドル(18%増、 前年同期比)となっている。
同社の顧客数の増加がより重要な指標とみられており、驚異的な成長率を維持できるのかという点に注目が集まっている。また、直近にローンチされた同社新ソフトウェア「Direct Data Exchange」が売上高と顧客数増加にどれだけ寄与したかという点にも注目が集まっている。同社は業界内大手であるADP(NASDAQ:ADP)から市場シェアを奪い続けている。
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