こんにちは、Centです。
今回からは、株式投資初心者の方に株の基礎の基礎を話していこうと思います。
最初に、株とはなんだろう?という話から入って行きます。
毎日のように株式市場の状況などが、経済ニュースで必ず出てくるきますよね。
今日の日経平均は上がったとか、下がったとかニュースで見たことがあると思います。
経済の影響が出るこの株式市場というのは一体何なのか?話していこうと思います。
それでは今日もお付き合い下さい。
株とは?お金を投資したよ!ってこと
株というのは、「あなたがお金を出資しましたよ」という証明です。
あなたがビジネスを始めるときに、資金に余裕がない場合はどこからかお金を用意して来なければいけませんよね。
そんなときには「株」という仕組みがあるので、色々な人からお金を出してもらってその証拠に渡すのが「株」です。
みんなから集めたお金でビジネスをして、儲けが出たら分け前を払います。
これが、「配当」と言うものです。
株式会社
今説明したように、株を発行して集めた資金で始める会社を「株式会社」といいます。
そして、あなたの会社に出資してくれた人は、あなたの会社の「株主」と呼ばれます。
株主がいてこそ成り立っている株式会社なので、株主がその会社で1番偉い立場になります。
株式会社は年に1回、株主総会を開いて株主に経営方針を説明して、承認をしてもらう必要があります。
株主配当
株主は、投資した会社の経営がうまくいっていれば毎年のように配当を受けることができます。
そんな調子の良い株を持っているだけでお金が入ってくるので、他にもその株を欲しいという人が出てきます。
そして、その株を売買できる場所が株式市場(証券取引所)になります。
日本での株のイメージ
日本で「株をやっている」というと、ギャンブルとか楽して儲けているというイメージが大きいですが、実際のところはそれだけではありません。
株を買うことによって、その会社を応援する事で、経済時代に参加していることにもなってきます。
ちなみに、アメリカなどでは株式投資に対する意識が高いのは、小学校から株取引や金融についての教育がされているからです。
株価が下がると景気が悪くなる?
株価のニュースは、毎日のように報道されていますよね。
それは何故かというと、株価は景気のバロメーターと呼ばれているからです。
株価が上がると、景気が回復する兆しと考えられていて、株価が下がると、これから景気が悪化していくのではないかと考えられます。
とはいえ、なぜ先行指標になるのか考えてみましょう。
株価が先行市場になる理由
株価が上がると、先ほど説明したように株を持っている株主たちが儲かります。
儲けたお金を使って、また別の企業に投資をしたり、自動車やマンションなど大きな買い物をすれば商品が売れて景気が良くなっていきます。
それとは逆に、株価が下がると株主たちは損を出して、ものも売れないような世の中になっていってしまうわけですね。
景気が良くなると、商品が売れるので会社の業績が上がっていきます。
そして、株主達に還元される配当も大きくなっていきます。
投資家たちは、どこの会社の株が上がりそうか?という情報を常に探しているので、「あの会社はこれからどんどん伸びそうだ」なんて話が出て噂になればその会社の株はどんどん買われていきます。
その会社の株を欲しい人が増えていけば、需要と供給の関係から株の値段が上がっていきます。
ほとんどの投資家が、値上がりする前に株を買いたいと思っているので、結果として株価の上昇が加速していきます。
このような会社がどんどん増えることで、株式市場全体の平均株価も上がっていきます。
株価が上がると景気が良くなると同時に、景気が良くなるから株価が上がっていくと言えるでしょう。
まとめ
今回は、株式投資の基礎の基礎ということで、株とは何なのか?について話をしてきました。
実際に投資をせずに、本で読んだ知識だけを語っている自称プロの投資家たちがいますが、話している内容を見ればすぐにわかります。
小額でもいいので、実際にあなたのお金を投資してみて、今まで見ていた世界とどのように変わるのか感じて欲しいです。
最初のうちは、自分のお金を投資するのは不安かもしれませんが、知識や経済への意識がまるで変わります。
株式投資は、悪いものではありません。
そして、もしあなたがお金持ちになりたいと思うなら絶対に経済の知識は必要になってきます。
さらに、お金持ちのほとんどは株式投資をしているというデータもあるくらい、株式投資はとても重要なものだと考えています。
今日も、読んでいただきありがとうございました。
著者:香港投資家セント