決算シーズン本格化|EPS・売上高50%超の成長が期待されるAI関連3銘柄

発行済 2026-04-15 19:16

ウォール街の第1四半期決算シーズンが、今後数週間で本格化する。投資家の関心は、利益・売上高ともに前年比で大幅な成長が見込める企業に集まっている。ここでは、次回決算で50%超の増益・増収が期待されるAI関連銘柄3社を紹介する。

決算シーズンが熱を帯びる中、売上高・EPSともに前年比で大幅増が見込まれる高成長株に注目が集まっている。

ブロードコム (NASDAQ:AVGO)Palantir Technologies Inc (NASDAQ:PLTR)Credo Technology Group Holding Ltd (NASDAQ:CRDO)の3社は、いずれもAI領域に深く関わり、次回決算で主要指標50%以上の成長が予想されている。

なぜこれらの企業が成長軌道に乗っているのか、そしてこの決算シーズンで注目すべき理由を詳しく見ていこう。

1.Broadcom

  • 年初来のパフォーマンス:+10%
  • 時価総額:1.8兆ドル

ブロードコムはAI半導体の旺盛な需要を追い風に、次の決算発表を控えている。過去90日間で業績予想の上方修正は33回。下方修正はゼロだ。アナリストの期待感の高まりが数字に表れている。Broadcom-Valuations

出典:InvestingPro

今四半期のコンセンサス予想は、売上高が前年比62.5%増、EPSが50.6%増。Google、Anthropic、Meta、OpenAIといった大手ハイパースケーラーが大規模導入を進めるカスタムAIアクセラレータや先端ネットワーキングチップが業績を牽引している。

年初来で10%上昇しているとはいえ、昨年の3桁リターンと比べると勢いは落ち着いている。株価は史上最高値($414.61)付近で推移し、上昇局面は成熟しつつある。それでも43名のアナリストが「Strong Buy」を継続。ROE 31%、粗利益率77%という堅実な財務基盤が評価されている。

2.Palantir

  • 年初来のパフォーマンス:-23.6%
  • 時価総額:3,246億ドル

Palantir Technologiesは5月4日に第1四半期決算を発表する。AIソフトウェア専業企業への転換を示す数字が期待されている。決算前の数週間でアナリストは業績予想を複数回引き上げており、直近18回の修正はすべて上方修正だった。Palantir Valuations

出典:InvestingPro

第1四半期のコンセンサス予想では、売上高が前年比74%超、EPSは114%超の成長が見込まれている。2026年通期では売上高が約62%増、EPSが76%増のガイダンスが示されている。特に米国商業部門は115%以上の成長が予想され、リアルタイム意思決定ツールとしてPalantirのプラットフォームを採用する企業が増える中、政府向け契約を上回る勢いで拡大している。

ただし、市場の評価は割れている。株価は年初来で23.6%下落し、高成長AI銘柄としては珍しく高値から大きく調整した状態だ。この下落は、次回決算で期待通りの成長を達成すれば、反発の起点となる可能性を秘めている。

3.Credo Technology

  • 年初来のパフォーマンス:+10.8%
  • 時価総額:248億ドル

高速コネクティビティを手掛けるCredo Technologyは、6月の決算発表に向けて最も際立った成長加速を見せている。JefferiesやMizuhoなど大手証券会社が「買い」評価でカバレッジを開始し、目標株価は最大$200。AIデータセンター向け高速ネットワーク分野でのリーダーシップと、巨大な市場機会が評価されている。Credo Valuations

出典:InvestingPro

ウォール街の予想ではEPSは$1.01で、前年同期比240.4%の大幅改善。売上高は年率約55%増の4億3,060万ドルに達する見通しだ。AIデータセンターの電力消費とレイテンシを削減するアクティブ電気ケーブル(AEC)や光インターコネクトへの需要が記録的な水準に達している。

株価は過去1年で300%超上昇した。次回決算で3桁成長が確認され、AI投資拡大のストーリーが続けば、さらなる上昇余地も視野に入る。

まとめ

話題先行ではなく、実際の利益と売上の成長に裏付けられたAI銘柄を探すなら、AVGO、PLTR、CRDOはこの決算シーズンで特に注目すべき3社だ。

 

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執筆時点で、筆者はSPDR® S&P 500 ETFおよびInvesco QQQ Trust ETFを通じてS&P 500とNasdaq 100をロングしている。また、Technology Select Sector SPDR ETFもロングしている。マクロ経済環境と企業ファンダメンタルズのリスク評価に基づき、個別株・ETFのポートフォリオを定期的にリバランスしている。

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