マーケットコメント
本日は、リスクオフ加速を警戒する一日となろう。
原油価格だけでなく鉄鉱石や銅といった景気に敏感な資源価格が軒並み下落する中、CRB指数が反転するならば、それは先週より指摘している短期的且つ投機的な買戻しくらいだろう。
ただ、現状はそれすら発生しない状況となっていること、そしてFOMC前ということも考えるならば、本日のグローバル株式市場は上値の重い展開が想定される。 実際、日経225は前週比2%以上の下落でスタート。
外為市場では円&ユーロ買いを想定したい。円とユーロどちらの買い圧力が強いのか、この点はEUR/JPYがバロメーターとなるだろう。
目先、日足の一目/雲で上値がレジストされレジスタンスラインで未だ上値が抑えられている状況を考えるならば、132円ブレイクを警戒したい。
テクニカル面での攻防分岐は一目/基準線(チャート画像黄ライン、132.10レベル)となろう。132.00にはビッドの観測あり。
ユーロ円日足