アイオニス・ファーマシューティカルズ(Ionis Pharmaceuticals Inc)は、リボ核酸(RNA)を標的とした治療薬の発見と開発を行う。【事業内容】主に心臓血管系と神経系のフランチャイズを行う。製品には、「SPINRAZA」、「TEGSEDI」、「WAYLIVRA」がある。「SPINRAZA」は、脊髄性筋萎縮症(SMA)患者の治療薬である。脊髄性筋萎縮症は、進行性で衰弱しやすく、しばしば致命的な遺伝性疾患である。「TEGSEDI」は、衰弱、進行、致命的な疾患である遺伝性トランスサイレチン(TTR)、アミロイドーシス(hATTR)によるポリニューロパチーの患者の治療に使用される。「WAYLIVRA」は、成人患者における食事療法の補助を適応とするアンチセンス医薬品である。「Eplontersen(TTR)」、「Olezarsen(ApoC-III)」、「Donidalorsen(PKK)」、「ION363(FUS)」、「Pelacarsen(Apo(a))」、「Tofersen(SOD1)」、「Bepirovirsen」を含む9つの適応症で7つ以上の医薬品が第III相臨床試験中である。また、開発中の心血管薬には、「Eplontersen」、「Olezarsen」、「Pelacarsen」、「ION904」、「Fesomersen」、「IONIS-AGT-LRx」が含まれる。