[シンガポール 8日 ロイター] - 8日アジア時間の原油先物は、米在庫指標の公表を控えて小幅続伸している。中国の主要都市が新型コロナウイルス規制を緩和する中、供給逼迫と需要回復が相場を下支えている。
0012GMT(日本時間午前9時12分)時点で、北海ブレント先物は0.22ドル(0.2%)高の1バレル=120.79ドル。米WTI先物は0.24ドル(0.2%)高の119.65ドル。
ロイターのアナリスト調査によると、米原油在庫は減少するとみられている一方、ガソリンと留出油の在庫は増加すると予想されている。
世界的な資源商社・トラフィグラのジェレミー・ウィアー最高経営責任者(CEO)は7日、原油価格は近く1バレル=150ドルに達し、年内にさらに上昇して年末には需要破壊が起こる可能性があると指摘した。