💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

OPEC、22年と23年の石油需要予想を据え置き

発行済 2022-09-13 23:53
更新済 2022-09-13 23:54
© Reuters. 石油輸出国機構(OPEC)は13日に発表した月報で、2022年の世界石油需要増加幅が日量310万バレル、23年が日量270万バレルとする予測を前月から据え置いた。2015

[ロンドン 13日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は13日に発表した月報で、2022年の世界石油需要増加幅が日量310万バレル、23年が日量270万バレルとする予測を前月から据え置いた。

インフレ高進などの逆風にもかかわらず、主要国経済が予想より堅調なのを背景に石油需要が底堅く増えるとの見通しを維持した。

価格上昇や中国の新型コロナウイルスの感染拡大によって22年の成長予測が引き下げられたものの、石油消費量は新型コロナのパンデミック(世界的大流行)による落ち込みから回復している。

OPECは現在、23年の石油消費量がパンデミック前の19年の水準を超えると予想。従来は22年に上回ると予想していた。

月報では「主要消費国の引き続き堅調な経済状況、新型コロナ関連規制の緩和の可能性、地政学的な不確実性の軽減が23年の石油需要を支えると見込みだ」と指摘した。

© Reuters. 石油輸出国機構(OPEC)は13日に発表した月報で、2022年の世界石油需要増加幅が日量310万バレル、23年が日量270万バレルとする予測を前月から据え置いた。2015年8月撮影(2022年 ロイター/Heinz-Peter Bader/File Photo)

OPEC加盟国とロシアなどの非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は、パンデミックで需要が落ち込んだ20年に実施した記録的な減産を戻すため今年に入って増産してきた。

しかし、OPECプラスはここ数カ月、計画していた増産量を達成できなかった。一部のOPEC加盟国による油田への投資不足とロシアの生産減が要因。

月報によると、OPECの8月の生産量は日量61万8000バレル増の日量2965万バレルとかなり増加したものの、増加分の大部分はリビアの供給回復が占めた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます