以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株王獅子丸」氏(ブログ「株王獅子丸の注目銘柄」の著者)が執筆したコメントです。
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---- 個人投資家「株王獅子丸」氏コメント 執筆日時:2015年10月8日15時30分 ごきげんよう。
株王獅子丸だ。
個人投資家の兄弟達よ。
調子はどうだ? 今年もノーベル賞の発表シーズンを迎えて、ノーベル賞関連銘柄が株式市場で注目の的となっている。
今回は、10月6日に受賞が決まったノーベル物理学賞と、その関連銘柄である浜松ホトニクス (TOKYO:6965)について語っていきたいと思う。
今年は、素粒子ニュートリノに質量があることを世界で初めて発見した東大宇宙線研究所の梶田氏がノーベル物理学賞を受賞した。
これに伴い、知識欲のある多くの投資家やアナリスト達が「ノーベル物理学賞関連銘柄」や「ニュートリノ関連銘柄」「スーパーカミオカンデ関連銘柄」といったテーマ株について様々な見解を示した。
その中でもノーベル物理学賞関連銘柄の中心的存在である浜松ホトニクスに大きな焦点が当たっていることは既にご存知だろう。
【浜松ホトニクスとは】 浜松ホトニクスは、電子管(高速かつ高感度な光電子倍増管などの光センサや各種光源)の開発、製造、販売をはじめとして、ダイオードなどの光半導体素子の開発、バイオ関連の半導体、医療向けの装置のシステムアップなど医療分野での技術開発などを事業とする企業である。
梶田氏がニュートリノの質量を発見する際に使用されたスーパーカミオカンデに搭載された光電子倍増管を浜松ホトニクスが手がけていた。
言い方を変えれば、浜松ホトニクスの光電子倍増管の技術が無ければ、今回の発見はなかったと言っても過言ではないだろう。
梶田氏のノーベル物理学賞の受賞を技術面でしっかりとサポートし続けた企業で、正真正銘のノーベル賞関連銘柄、それが浜松ホトニクスだ。
◆過去にもノーベル賞関連銘柄として人気 浜松ホトニクスは、今年のノーベル物理学賞だけではなく、過去にも関連銘柄として物色された実績を持っている。
2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴氏の研究において、ニュートリノの観測を成功させた世界最大の光電子倍増管を開発したほか、2013年のノーベル物理学賞でも注目を浴びた経緯がある。
文字通り確かな技術を誇る企業だ。
◆海外投資家も注目するノーベル賞関連銘柄 浜松ホトニクスは、国内各地に研究所や工場などの拠点を有するほか、アメリカ、ヨーロッパ諸国、上海などアジア地域にも進出している。
国内の投資家だけではなく、海外の投資家にも認知されており、海外からもノーベル物理学賞関連銘柄として注目されている。
今回、ノーベル物理学賞の受賞により、ニュートリノ関連銘柄としても大きくスポットを浴びている浜松ホトニクスは、世界に誇る技術力をもった実力派の企業として覚えておきたい。
【過去のノーベル物理賞関連銘柄は?】 2015年のノーベル物理学賞関連銘柄である浜松ホトニクスの今後の値動きを考察するうえで、過去のノーベル物理学賞関連銘柄にどのような銘柄が取りあげられ、どのような値動きをしていたかを改めて把握しておきたい 。
◆2014年ノーベル物理学賞関連銘柄 昨年、2014年のノーベル物理学賞関連銘柄ではどのような銘柄が注目されていたのか振り返ってみよう。
2014年には、光技術の革命とも言える青色発光(LED)の開発研究を行っていた名城大学教授の赤崎勇氏、名古屋大学教授の天野浩氏、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二氏の3名がノーベル物理学賞を受賞した。
これにより、多くの投資家から投資対象として関心が集まったのは、東レ (TOKYO:3402)、クラレ (TOKYO:3405)、昭和電工 (TOKYO:4004)、信越化学工業 (TOKYO:4063)、三菱ケミカルHD (TOKYO:4188)、パナソニック (TOKYO:6752)、ローム (TOKYO:6963)、村田製作所 (TOKYO:6981)などである。
LEDの開発や生産、LED搭載機器の生産等に関わる銘柄が注目された 。
◆2013年ノーベル物理学賞関連銘柄 一昨年、2013年のノーベル物理学賞関連銘柄についてもおさらいしておこう。
2013年には、素粒子の質量の起源に関する機構の理論的発見をしたブリュッセル自由大学のFrancois Englert氏、エディンバラ大学名誉教授のPeter W. Higgs氏がノーベル物理学賞を受賞した。
これにより、浜松ホトニクス (TOKYO:6965)、古河電気工業 (TOKYO:5801)、フジクラ (TOKYO:5803)、東芝 (TOKYO:6502)、川崎重工業 (TOKYO:7012)、IHI (TOKYO:7013)などが株式市場で関連銘柄として取り上げられていた。
ここで注目しておきたいのは、今回2015年のノーベル物理学賞もニュートリノという素粒子関連の研究によるもので、2013年も同じく素粒子関連の受賞であることから、2013年にもノーベル関連銘柄として注目されていた浜松ホトニクスが、今現在も2015年のノーベル物理学賞関連銘柄として再注目を浴びていることである。
【今後の浜松ホトニクスの株価推移は?】 ノーベル物理学賞の受賞が梶田氏に決まった翌日の10月7日には、浜松ホトニクス株に強い買いが入り株価が上昇していることが窺える。
本日8日は安定した株価の動きとなっており、急上昇の後に急下降するといったチャートにはなっていない。
今、ノーベル賞関連銘柄として大きなスポットが当たっている浜松ホトニクスという企業は、株式市場の思惑だけで触られているような企業ではなく、世界に誇れる技術、ノーベル賞関連銘柄として確かな実績を有している本当の意味での実力派の企業であり、長期目線での投資対象としても企業成長に期待がもてる銘柄として考えることができそうだ。
今回のノーベル賞関連銘柄として浜松ホトニクスの知名度がさらに上がったことで、新たな大口投資家からの資金や、機関投資家の買いが将来的に増えていくことにも期待している。
その他、現在最新の注目テーマ株、短期銘柄から中長期銘柄など、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。
話題のTPP関連銘柄、IoT関連銘柄、ZMP関連銘柄、マイナンバー関連銘柄、郵政上場関連銘柄、人工知能関連銘柄、東京オリンピック(東京五輪)関連銘柄、インバウンド関連銘柄などに関する考察も日々行っているので是非チェックして欲しい。
ETFやIPO、株主優待に関する情報も。
お使いの検索サイトで「株王獅子丸」と検索してもらえればブログが読める。
---- 執筆者:「株王獅子丸」氏 ブログ名:株王獅子丸の注目銘柄
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。
---- 個人投資家「株王獅子丸」氏コメント 執筆日時:2015年10月8日15時30分 ごきげんよう。
株王獅子丸だ。
個人投資家の兄弟達よ。
調子はどうだ? 今年もノーベル賞の発表シーズンを迎えて、ノーベル賞関連銘柄が株式市場で注目の的となっている。
今回は、10月6日に受賞が決まったノーベル物理学賞と、その関連銘柄である浜松ホトニクス (TOKYO:6965)について語っていきたいと思う。
今年は、素粒子ニュートリノに質量があることを世界で初めて発見した東大宇宙線研究所の梶田氏がノーベル物理学賞を受賞した。
これに伴い、知識欲のある多くの投資家やアナリスト達が「ノーベル物理学賞関連銘柄」や「ニュートリノ関連銘柄」「スーパーカミオカンデ関連銘柄」といったテーマ株について様々な見解を示した。
その中でもノーベル物理学賞関連銘柄の中心的存在である浜松ホトニクスに大きな焦点が当たっていることは既にご存知だろう。
【浜松ホトニクスとは】 浜松ホトニクスは、電子管(高速かつ高感度な光電子倍増管などの光センサや各種光源)の開発、製造、販売をはじめとして、ダイオードなどの光半導体素子の開発、バイオ関連の半導体、医療向けの装置のシステムアップなど医療分野での技術開発などを事業とする企業である。
梶田氏がニュートリノの質量を発見する際に使用されたスーパーカミオカンデに搭載された光電子倍増管を浜松ホトニクスが手がけていた。
言い方を変えれば、浜松ホトニクスの光電子倍増管の技術が無ければ、今回の発見はなかったと言っても過言ではないだろう。
梶田氏のノーベル物理学賞の受賞を技術面でしっかりとサポートし続けた企業で、正真正銘のノーベル賞関連銘柄、それが浜松ホトニクスだ。
◆過去にもノーベル賞関連銘柄として人気 浜松ホトニクスは、今年のノーベル物理学賞だけではなく、過去にも関連銘柄として物色された実績を持っている。
2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴氏の研究において、ニュートリノの観測を成功させた世界最大の光電子倍増管を開発したほか、2013年のノーベル物理学賞でも注目を浴びた経緯がある。
文字通り確かな技術を誇る企業だ。
◆海外投資家も注目するノーベル賞関連銘柄 浜松ホトニクスは、国内各地に研究所や工場などの拠点を有するほか、アメリカ、ヨーロッパ諸国、上海などアジア地域にも進出している。
国内の投資家だけではなく、海外の投資家にも認知されており、海外からもノーベル物理学賞関連銘柄として注目されている。
今回、ノーベル物理学賞の受賞により、ニュートリノ関連銘柄としても大きくスポットを浴びている浜松ホトニクスは、世界に誇る技術力をもった実力派の企業として覚えておきたい。
【過去のノーベル物理賞関連銘柄は?】 2015年のノーベル物理学賞関連銘柄である浜松ホトニクスの今後の値動きを考察するうえで、過去のノーベル物理学賞関連銘柄にどのような銘柄が取りあげられ、どのような値動きをしていたかを改めて把握しておきたい 。
◆2014年ノーベル物理学賞関連銘柄 昨年、2014年のノーベル物理学賞関連銘柄ではどのような銘柄が注目されていたのか振り返ってみよう。
2014年には、光技術の革命とも言える青色発光(LED)の開発研究を行っていた名城大学教授の赤崎勇氏、名古屋大学教授の天野浩氏、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二氏の3名がノーベル物理学賞を受賞した。
これにより、多くの投資家から投資対象として関心が集まったのは、東レ (TOKYO:3402)、クラレ (TOKYO:3405)、昭和電工 (TOKYO:4004)、信越化学工業 (TOKYO:4063)、三菱ケミカルHD (TOKYO:4188)、パナソニック (TOKYO:6752)、ローム (TOKYO:6963)、村田製作所 (TOKYO:6981)などである。
LEDの開発や生産、LED搭載機器の生産等に関わる銘柄が注目された 。
◆2013年ノーベル物理学賞関連銘柄 一昨年、2013年のノーベル物理学賞関連銘柄についてもおさらいしておこう。
2013年には、素粒子の質量の起源に関する機構の理論的発見をしたブリュッセル自由大学のFrancois Englert氏、エディンバラ大学名誉教授のPeter W. Higgs氏がノーベル物理学賞を受賞した。
これにより、浜松ホトニクス (TOKYO:6965)、古河電気工業 (TOKYO:5801)、フジクラ (TOKYO:5803)、東芝 (TOKYO:6502)、川崎重工業 (TOKYO:7012)、IHI (TOKYO:7013)などが株式市場で関連銘柄として取り上げられていた。
ここで注目しておきたいのは、今回2015年のノーベル物理学賞もニュートリノという素粒子関連の研究によるもので、2013年も同じく素粒子関連の受賞であることから、2013年にもノーベル関連銘柄として注目されていた浜松ホトニクスが、今現在も2015年のノーベル物理学賞関連銘柄として再注目を浴びていることである。
【今後の浜松ホトニクスの株価推移は?】 ノーベル物理学賞の受賞が梶田氏に決まった翌日の10月7日には、浜松ホトニクス株に強い買いが入り株価が上昇していることが窺える。
本日8日は安定した株価の動きとなっており、急上昇の後に急下降するといったチャートにはなっていない。
今、ノーベル賞関連銘柄として大きなスポットが当たっている浜松ホトニクスという企業は、株式市場の思惑だけで触られているような企業ではなく、世界に誇れる技術、ノーベル賞関連銘柄として確かな実績を有している本当の意味での実力派の企業であり、長期目線での投資対象としても企業成長に期待がもてる銘柄として考えることができそうだ。
今回のノーベル賞関連銘柄として浜松ホトニクスの知名度がさらに上がったことで、新たな大口投資家からの資金や、機関投資家の買いが将来的に増えていくことにも期待している。
その他、現在最新の注目テーマ株、短期銘柄から中長期銘柄など、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。
話題のTPP関連銘柄、IoT関連銘柄、ZMP関連銘柄、マイナンバー関連銘柄、郵政上場関連銘柄、人工知能関連銘柄、東京オリンピック(東京五輪)関連銘柄、インバウンド関連銘柄などに関する考察も日々行っているので是非チェックして欲しい。
ETFやIPO、株主優待に関する情報も。
お使いの検索サイトで「株王獅子丸」と検索してもらえればブログが読める。
---- 執筆者:「株王獅子丸」氏 ブログ名:株王獅子丸の注目銘柄