[ドバイ 1日 ロイター] - 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う原油需要の減少に加え、米国が増産自粛で圧力をかけているにもかかわらず、サウジアラビアの原油供給量が1日、過去最高水準の日量1200万バレル超に増加したことが、業界関係者2人の話で明らかになった。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国・非加盟国による連合体「OPECプラス」による協調減産は3月31日で期限を迎えた。
関係者の1人は匿名で、サウジの国営石油会社サウジアラムコが原油供給を最高水準の日量1200万バレルに引き上げたと述べた。
アラムコはコメントを控えた。