ブラックフライデーセール!大割引をInvestingProで最大60%割引開催中

原油先物は小幅高、ドル安で 投資家は需給巡り神経質

発行済 2021-04-09 12:15
更新済 2021-04-09 12:18
© Reuters. Views of Total Grandpuits oil refinery

[シンガポール 9日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小幅高。ドル安が下支え要因となっている。ただ、投資家は供給拡大と新型コロナウイルス感染拡大が燃料需要に与える悪影響に神経質となっている。

0106GMT(日本時間午前10時06分)時点で、北海ブレント原油先物6月限は0.07ドル(0.1%)高の1バレル=63.27ドル。米WTI原油先物5月限は0.17ドル(0.3%)高の59.77ドル。

ANZのアナリストは「米ドル安と米国債利回りの低下が商品市場への買いを促した」と指摘した。

両先物とも、今週は2%―3%下落する基調にある。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が1日、5月以降に供給を段階的に増やすことで合意したことを受けた。

© Reuters. Views of Total Grandpuits oil refinery

一方、アナリストは、国際的な原油在庫は減少が続くと予想している。年後半には景気回復の勢いが強まり、燃料需要が増加するとみられるためだ。

ただ、世界各地で新型コロナウイルス感染抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)が再導入されたことや、ワクチン接種を巡る問題から、石油需要の見通しが変わるのではないかという懸念も浮上している。

Axiのチーフグローバル市場ストラテジスト、スティーブン・イネス氏は、投資家がこれらの要因を考慮する中で、原油価格は60─70ドルの間で推移するとの見通しを示した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます