💎 すべての市場で隠れている割安株をお示しします始めましょう

コロナワクチン開発のキュアバック、IPOで2.13億ドル調達=関係筋

発行済 2020-08-14 12:32
更新済 2020-08-14 12:36
© Reuters. コロナワクチン開発のキュアバック、IPOで2.13億ドル調達=関係筋
MSFT
-
SAPG
-
GSK
-
MRNA
-
BNTX
-
CVAC
-

[ニューヨーク 13日 ロイター] - 新型コロナウイルスのワクチンを開発する独キュアバック (O:CVAC)は13日、ニューヨーク市場で新規株式公開(IPO)を行い、2億1300万ドルを調達した。関係者が明らかにした。

新型コロナの有望なワクチン候補を開発している企業が株式を新規に上場するのは初めてとなる。

関係者によると、IPOでは、仮条件の上限だった1株16ドルで1333万株を売却した。株式時価総額は約28億ドルとなる。

キュアバックのコメントは取れていない。

同社は、メッセンジャーRNA(mRNA)を利用した新型コロナなどの治療法を研究。ライバルのモデルナ (O:MRNA)やビオンテック (F:22UAy)も、同様の実験的なアプローチを採用している。

mRNAを利用すれば、治療で重要な役割を果たすタンパク質を患者自身の体に合成させることができると期待されている。

ドイツ政府は6月、キュアバック株の23%を約3億4300万ドルで取得。戦略上、国益に重要な企業と位置付けているとみられる。7月にはグラクソ・スミスクライン(GSK) (L:GSK)やカタール投資庁(QIA)からも出資を受けた。

米マイクロソフト (O:MSFT)の共同創業者のビル・ゲイツ氏も同社を支援している。先月には欧州投資銀行から7500万ユーロ(8500万ドル)の融資を確保した。

新型コロナ以外にも、がん、狂犬病などの治療法を研究している。同社の文書によると、独SAP (DE:SAPG)の共同創業者、ディートマー・ホップ氏が経営権を保有しており、IPO後も50%弱の株式を継続保有する見通し。

IPOの引き受け主幹事はバンク・オブ・アメリカ、ジェフリーズ、クレディ・スイス。

キュアバック株はナスダック市場で14日から取引が開始される予定。

© Reuters. コロナワクチン開発のキュアバック、IPOで2.13億ドル調達=関係筋

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます