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原油先物まちまち、メキシコ湾の生産減とコロナ感染者増を注視

発行済 2020-08-25 11:48
更新済 2020-08-25 11:54
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[シンガポール 25日 ロイター] - アジア時間の原油先物はまちまち。トレーダーらは、熱帯性低気圧の「マルコ」と「ローラ」が同時接近しているメキシコ湾岸で原油生産が大幅に減少していることと、アジアと欧州で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを注視している。

0055GMT(日本時間午前9時55分)時点で、北海ブレント (LCOc1)先物は0.05ドル(0.1%)高の1バレル=45.18ドル。米WTI原油 (CLc1)先物は0.09ドル(0.2%)安の42.53ドル。

アクシコープのストラテジストは「原油価格は、先週の米国内石油・天然ガス掘削リグ稼働数増や、新型コロナウイルス感染拡大関連には反応薄だった。その理由の1つは、メキシコ湾岸の石油生産量が減少すると見られているためだ」と指摘した。

メキシコ湾では熱帯性低気圧がもたらす暴風雨の影響でオフショア石油生産施設の82%が閉鎖され、エネルギー大手は製油所の一部稼働停止に動いている。これまでに閉鎖された湾岸の石油生産施設は日量約150万バレル分と、全米の生産量の14%近くに相当する。

欧州で新型コロナウイルス感染者数が増加している一方、香港大学の研究者は、新型コロナウイルス感染症から回復した男性が4カ月半後に再感染したことを確認したと発表。実証された再感染のケースとしては世界初となる。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200825T024640+0000

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