[シドニー 1日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局は1日、第2・四半期の政府支出(経常項目)が前期比2.9%増加し、インフレ調整後で996億8000万豪ドル(735億3000万米ドル)になったと発表した。
新型コロナウイルス危機対応のため、雇用や事業活動の支援策を講じたことから支出が増大した。
政府および公共企業による資産投資は1.0%増の247億9000万豪ドル。
統計局は、政府支出が第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率を0.6%ポイント押し上げた可能性があるとした。
公共支出はGDPの約24%を占める。
第2・四半期GDPは2日に発表される。ロイターがまとめたエコノミスト予想では6.0%のマイナス成長となる見通し。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200901T023312+0000