[ニューデリー 31日 ロイター] - 8月に新型コロナウイルス感染が判明し入院していたインドのプラナブ・ムカジー前大統領が31日、死去した。84歳だった。
ニューデリーの軍病院はこの日、ムカジー氏は肺感染症を発症した後、敗血症性ショックを起こしたと説明。30日から様態が悪化していたと付け加えた。
ムカジー氏は過去の政権で外相や財務相を務め、政治的な立場の違いを超えて友人がいたという。
モディ首相はツイッターで、「(ムカジー氏は)わが国の発展の道のりにおいて、消えることのない足跡を残した。優れた学者、偉大な政治家であり、全政治勢力とあらゆる社会の部門が称賛している」と投稿した。