[ロンドン 23日 ロイター] - BofAグローバル・リサーチの週間調査によると、21日までの週は、投資家心理が慎重に傾いた影響で株式と金から資金が流出し、債券に流入した。
EPFRのデータを基にした調査によると、世界の債券ファンドには54億ドルが流入。金ファンドは10億ドル、株式ファンドは50億ドルそれぞれ流出した。
マネー・マーケット・ファンド(MMF)は139億ドルの流出だった。
BofAのブルベア指標は3.6から3.4に低下し、5月初旬以来の低水準となった。
英国株ファンドからは24週連続で資金が流出。流入を記録したのは今年は1週だけで、過去18カ月では7週にとどまっている。
マネー・マーケット・ファンド(MMF)からは139億ドル流出。
投資適格債へは12週連続で資金が流入、2021年10月以来で最長となった。
ハイテク株からは20億ドルが流出、一方で金融株には10億ドルが流入した。