日経平均は反発。
18日の米国市場ではNYダウが110ドル高と反発し、終値としては昨年10月4日以来の高値となった。
3月小売売上高や主要企業決算の予想上振れが好感された。
本日の日経平均は米株高の流れを引き継いで147円高からスタートすると、朝方にはこの日の高値22250.37円(前日比160.25円高)を付けた。
ただ、値がさ株の一角や半導体関連株が買われる一方で、自動車株や金融株などはさえず、先物の売りも出て日経平均は伸び悩む展開となった。
大引けの日経平均は前日比110.44円高の22200.56円となった。
東証1部の売買高は9億2898万株、売買代金は2兆0208億円だった。
業種別では、その他製品、機械、電気機器が上昇率上位だった。
一方、鉱業、空運業、陸運業が下落率上位だった。
東証1部の値上がり銘柄は全体の54%、対して値下がり銘柄は42%となった。
個別では、任天堂 (T:7974)が売買代金トップで14%高。
ホシデン (T:6804)がストップ高を付けるなど関連銘柄も大きく買われた。
中国で「ニンテンドースイッチ」の販売が認可されたなどと報じられている。
その他売買代金上位ではファーストリテ (T:9983)、楽天 (T:4755)、東エレク (T:8035)、キーエンス (T:6861)、安川電 (T:6506)などが堅調で、ソフトバンクG (T:9984)は小幅高。
レーティング引き上げ観測のアイシン精機 (T:7259)は急伸し、米ウーバーの自動運転部門に出資と伝わったデンソー (T:6902)も上げが目立った。
また、好決算のモバファク (T:3912)が東証1部上昇率トップとなった。
一方、トヨタ自 (T:7203)や武田薬 (T:4502)が小安く、三菱UFJ (T:8306)などは米長期金利の低下を受けてさえない。