[東京 26日 ロイター] - auじぶん銀・マークイットが26日発表した7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は52.2だった。6月の52.4からわずかに低下したが、景気の分かれ目である50を6カ月連続で超えた。
新型コロナウイルスの感染者数増加と原材料納品の長期化が続く中、生産高と新規受注数の水準がどちらも直近6カ月の中で最も低かった。
サービス業のPMIは46.4となり、6月の48.0から低下。今年2月以来の低水準で、サービス業全体で事業活動が悪化したことを示した。雇用は49.8と7カ月ぶりに50を割り込んだ。
調査を委託されているIHSマークイットのエコノミストは、「短期的な活動の混乱は、感染症の今回の波が収まり、緊急事態宣言に基づく各種制限措置が解除されるまで続きそうだ」と指摘している。