⏳ 後数時間!最大60%引きでお得 InvestingPro特別セールを請求する

英サービス部門PMI改定値、7月は59.6に急低下 3月以来の低水準

発行済 2021-08-04 18:59
更新済 2021-08-04 19:00
© Reuters.   8月4日、IHSマークイット/CIPSが発表した7月の英国のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は59.6と、前月の62.4から急低下し、3月以降で最低となっ

[ロンドン 4日 ロイター] - IHSマークイット/CIPSが4日発表した7月の英国のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は59.6と、前月の62.4から急低下し、3月以降で最低となった。

製造業とサービス業を合わせた総合PMI改定値も59.2と、前月の62.2から急低下した。

サプライチェーンの目詰まりや、新型コロナウイルスの隔離措置に伴う欠勤が響いた。

物価は25年前の調査開始以降で最大の上昇を記録した。

IHSマークイットのエコノミクスディレクター、ティム・ムーア氏は「労働力と原材料の供給不足で成長が阻害されている企業が増えている。需要サイドでは、累積していた個人支出が既にピークの局面を迎えている」と述べた。

ただ、7月のPMI改定値は速報値を大幅に上回った。イングランドで7月19日に、それまで継続されていた新型コロナ対策の制限措置の大半が解除され、サービス部門の活動が拡大したことが背景。

7月のサービス部門は、政府のスマートフォンアプリで陽性者への濃厚接触を確認された多くの労働者が最大10日間の自主隔離に入る「ピングデミック」で打撃を受けた。

© Reuters.   8月4日、IHSマークイット/CIPSが発表した7月の英国のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は59.6と、前月の62.4から急低下し、3月以降で最低となった。ロンドンで1月撮影(2021年 ロイター/Hannah McKay)

新規の感染者は、7月17日のピークから半分以下に減少しており、政府は8月16日から自主隔離措置を緩和する予定。

ただ、それでも人手不足は続いており、雇用の伸びは過去3カ月で最低となった。サービス部門の輸出も新型コロナ関連の移動制限で引き続き打撃を受けている。

賃金コスト、燃料コスト、輸送コストがサービス業のコストを押し上げる3大要素となっており、企業の値上げ幅は1996年7月以降で最大となった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます