[1日 ロイター] - S&Pグローバルが1日発表したロシアの3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は44.1と、前月の48.6から低下し、好不況の分かれ目となる50を大幅に下回った。
新型コロナウイルスの流行初期だった2020年5月以来の低水準。
ロシアのウクライナ侵攻や対ロシア制裁への言及はなかった。
入荷までの期間が大幅に伸び、過去最高の伸びを記録。深刻な原材料不足に見舞われ、在庫補充も妨げられた。
販売価格の上昇率は過去最高。投入価格の上昇率も1997年9月の調査開始以降で最高だった。
雇用は2カ月連続で減少。顧客需要と新規受注が減り、雇用の削減ペースは20年7月以来の高水準だった。