[1日 ロイター] - 自動車メーカー各社が1日発表した第1・四半期の米自動車販売台数は軒並み減少した。サプライチェーン(供給網)の混乱や半導体不足を背景に業界全体で在庫が不足し小売販売に打撃となった。
ただ、ガソリン価格の高騰を受け、電気自動車(EV)やハイブリッド車の販売が急増した。
米ゼネラル・モーターズ(GM)の販売台数は51万2846台と前年同期比20.1%減少した。
大型のスポーツ多目的車(SUV)やピックアップトラックの一部の販売は増加。GMによると、シボレー・サバーバンやGMCユーコン、キャデラック・エスカレードの販売台数は前年同期比で増加したという。
トヨタの販売台数は51万4592台と前年同期比14.7%減。ただ、ハイブリッド車やEVへの需要増加が寄与し、GMを上回った。
韓国の現代自動車や起亜アメリカ、マツダの販売台数も減少した。