13時30分時点の日経平均は前日比83.68円安の20404.51円で推移している。
後場の高値は12時43分の20415.56円、安値は13時11分の20384.04円と約30円の非常に狭いレンジ。
一部市場関係者からは「日本時間14時に開始する上海株の動向待ち」とコメント。
足元の上海総合指数はマザーズ銘柄のような値動きが見られる。
上海総合指数が下落したタイミングで先物市場に売りが入るケースが多いことから、市場ではやや警戒材料と見られているもよう。
東証一部の銘柄では、一部国内証券が「買い」に引き上げたことでダイヘン (TOKYO:6622)が年初来高値を更新しているほか、同じくバロー (TOKYO:9956)も一部国内証券が「買い」でカバレッジを開始したことで強い動き。
一方、上期利益が計画を下振れたことからクミアイ化学 (TOKYO:4996)がきつい下げとなっているほか、韓国でのMERS感染拡大を受けて昨日買われた日本エアーテック (TOKYO:6291)、大幸薬品 (TOKYO:4574)などは利益確定売りが優勢となっている。
(田代 昌之)